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ディック・ブルーナ

淡い色味や繊細な雰囲気が好きな私ですが…
ディック・ブルーナの作品は別なのです。

おそらく生まれたときから
枕元にあった絵本。

10年ほど前に「ぼくのこと、ミッフィーのこと」という本を読んで
ますますブルーナさんが大好きになりました。

作品の全てハンド・ドローイング。

よく見ると、うさこちゃんのお耳の形も
それぞれに異なっていたり
おめめの位置も右と左で少しちがう。
今なら、完璧左右対称に
PCで描けてしまう時代に…

そして…

文中で描いているときのブルーナさんの気持ちがそのまま
うさこちゃんの表情に表れていると語られていますが
デザイン画を描くときってそうなのです。

私の場合、表情というよりは
デザインを起こした時のきっかけや喜び、
はたまた苦労や自分への失望、
描いた時の思いが、時が経った今でも
佇まいから感じ取れるのです。

その後、作品をお渡しさせていただいたときの
お客さまの笑顔も
嬉しい思い出として加わりますが…

デザイン画を見ると描いた時の
いろいろなことが蘇ってきます。
それは実際の作品を眺めているときよりも強いかも?

作品はお嫁入りしても、
デザイン画は最初のものからすべて手元に保管していて
ときどき過去を振り返ります。

なので、ブルーナさんのデザイン画の歴史を辿るのは
とても興味深く、勉強になり、

試行錯誤や模索、ときには苦悩しながら
自分のスタイルを探し続けていることを知ると

このような偉大なアーティストでさえも
そのような道を歩まれたのなら
私などならば当然のこと…
と勇気づけられます。

9月に入り、会社は新しい年へ…
さぁ、今期もがんばりましょう✨